腎疾患(人工透析を必要とする慢性腎不全など)
障害年金の対象となる可能性があります。
このページでは、腎疾患で障害年金を申請する際のポイントをご紹介します。
※以下の情報は一般的な参考情報です。
※実際の認定は、日本年金機構が個別に判断します。
どんな状態?
腎機能の低下により、全身に影響が出ます。
よくある症状
- 倦怠感、疲れやすさ
- 貧血、息切れ
- むくみ、食欲低下
- 食事・水分制限の負担
- 透析による身体的・時間的負担
障害年金ではどう判断される?
人工透析の有無を含め、治療内容と生活への影響が評価されます。
チェックされるポイント
- 日常生活能力
- 就労制限の程度
- 治療による拘束や体力面の影響
等級の目安(参考)
| 1級 |
日常生活のほとんどで常に援助が必要 |
| 2級 |
日常生活が著しく制限され、就労が難しい |
| 3級(初診日に厚生年金加入の方) |
労働に大きな制限がある |
※実際は一人ひとりの状況で判断されます。
申請のポイント
人工透析の場合
- 人工透析を行っている場合は、原則2級以上と評価されます。
- 透析開始から3ヶ月経過した日が障害認定日になります。
(初診日から1年6ヶ月を待つ必要がありません)
- 透析のスケジュール:週何回、1回何時間か
- 透析の方法:血液透析(HD)、腹膜透析(PD)
透析による生活への影響
- 透析後の疲労感、倦怠感:透析の日は何もできない、翌日も疲れが残るなど
- 通院時間:透析施設への通院に何時間かかるか
- シャント(血管の接続部)のトラブル
- 食事制限:タンパク質、塩分、カリウム、水分の制限
透析前の慢性腎不全
- 腎機能の数値:クレアチニン、eGFR(推算糸球体濾過量)など
- 症状:倦怠感、むくみ、食欲不振、貧血など
- 日常生活への影響を具体的に
合併症
- 貧血:ヘモグロビンの数値、息切れ、疲れやすさ
- 骨の病気:骨が弱くなる、関節の痛み
- 心臓への影響:息切れ、動悸
- 神経障害:しびれ、痛み
就労状況
- 透析のため週3回程度は仕事を休む必要がある
- 透析後は疲労で仕事にならない
- 職場での配慮(時間調整、業務内容など)
申請時の注意点
- 人工透析を行っている場合は、一定の考え方に基づいて評価され、
他の病気との兼ね合いや全身状態も考慮されます。
- 透析開始時期により、申請時期の考え方が変わることがあります。
- 透析前の慢性腎不全でも、生活への影響が大きければ対象になることがあります。
主治医に伝えるコツ
透析後の状態を具体的に
×「透析後は疲れます」
○「透析は週3回、1回4時間です。透析後はぐったりして、その日は何もできません。
翌日も倦怠感が残り、週の半分以上は寝たきりです」
通院時間も含めて
×「透析に時間がかかります」
○「透析施設まで片道1時間かかります。透析4時間と合わせて、
1回の透析で6時間以上拘束されます。週3回で18時間以上です」
食事制限の負担
×「食事制限があります」
○「水分は1日500mlまで、カリウムも厳しく制限されています。
好きな果物も食べられず、精神的につらいです。外食もほとんどできません」
合併症の症状
×「貧血があります」
○「ヘモグロビンが8台で、階段を上ると息切れします。
少し動くだけで疲れて、家事もほとんどできません」
就労への影響
×「仕事が難しいです」
○「透析は火・木・土なので、週3日は仕事を休まざるを得ません。
透析後は疲労で翌日も仕事になりません。結局、仕事を辞めました」
ご相談をお考えの方へ
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